インタークラブ8月 例会 報告
- interclubsendai
- 2017年8月30日
- 読了時間: 4分
仙台インタークラブ8月度の例会が開催されました。
日 時 : 平成29年8月26日(金) 17:00~18:00
場 所 : 仙台市戦災復興記念館 4階 第3会議室
担当幹事 : 柴田信幸 大内浩
参 加 者 : 田中、畠山(守)、柴田、大内、久米、佐藤(晃)、千葉、畠山(智)ゲ ス ト : 会田一男様、金澤育助様、由利幸悦様、渡部忍様、
会議の趣旨
7月、おがちふるさと学校の主催で、「~院内:街(湯沢市)の活性化は可能か!その方向性とは~」をテーマに、地域活性化懇談会および懇親会が院内において開催され、仙台インタークラブからは5名のメンバーが参加してきました。懇談会および懇親会の様子につきましては、6月の例会としてホームページでお伝えさせていただいたところですが、今回は前回の報告も兼ねて、参加できなかった皆さんにホームページだけでは伝えきれない、実際に参加された皆さんの感想を直接お聞きした上で、地域活性化における課題を整理し、より具体的なアクションに繋げていくことを目的に開催されました。
議事
① 担当幹事の大内さんに挨拶をいただきました。
② ゲストの紹介
秋田より
NPO法人おがちふるさと学校 理事長 会田一男様
株式会社カンパーニャ・アグリ 取締役会長 金澤育助様
代表取締役 由利幸悦様
渡部忍様
社会福祉法人偕行塾 樋渡成子様
以上、5名のゲストの方々にご参加いただきました。
④ 地域活性化懇談会及び実際に現地を視察した感想および意見・提言
6月の例会に参加した方もそうでない方も含め、以下の通り出席者から活発・具体的な意見交
換がなされました。
・自分が生まれ育った地が地質学的にも歴史的にも貴重な土地であることを改めて実感した。ジオパークの取り組みは大変興味深い。
・例会の後、子どもたちと共に改めて石切り場に訪れてみたが、若者に訴求できるスポットであると改めて実感した。湯沢のさくらんぼがあそこまで美味しいとは思わなかった。
・仙台生まれで「田舎」のない自分にとって、自分のルーツ(父の故郷)を知る貴重な機会となった。「自分にも、いつでも帰ることができる田舎がある」ということを誇りに思っている。似たような境遇にある人(親が院内の出身で都会生まれの若者)にPRすることはできないか。
・地域活性化支援のゴールである定住化に向けて、受け入れる側である地元の人がまず地域の良さを知る必要があると認識している。地元の人に向けて、地域の良さを知ってもらうための勉強会をやってみてはどうだろうか? 副読本を作る取り組みも面白い。
・定住者を確保するためには「安定した雇用」が必要になってくる。主婦が家でプログラミングをするといった在宅ワークの導入を進め、家で子育てをしながら働ける環境を作れないだろうか。そういった取り組みを実現させ、モデル県として国に働きかけていくのも面白い。そのために、フリーWi-Fiを始めとした通信インフラの整備は必要不可欠である。
・障碍者雇用をトリガーに「農福連携」の場を設けるとともに、都会とは異なるスローダウンした生活空間(生活コストの低い土地)をPRして、院内を終の地として選んでもらうことはできないだろうか。お金はなくても豊かで幸福感の高い町づくりをしていきたい。そのためには「食える農業」という考え方も大事だ。
・過疎化が進み、持ち家、墓が維持できなくなってきている現状がある。また、国民年金を頼りに生活している夫婦が一人になると生活をいじできない。都市部(仙台)との交流人口を増やし、そういった課題を解決する必要があると強く感じている。
・国道108号線のバイパスの整備が完了し仙台からのアクセスが容易になったことで、交流人口を増やす芽はできている。さくらんぼ狩りなどのメニューを提供して、仙台から人を呼び込むことはできないか。そのためには、湯沢市がシンクタンクとして先導していく必要がある。
・優秀な頭脳が都市に流出していく現状に歯止めをかけなくてはならない。「起業家・職人・芸術家の育成」といった切り口で、仙台から短期留学(里親)を募るという制度があっても面白い。
・いずれにしても、仙台の人が思う院内と、院内の人が思う院内にギャップがある。このギャップを埋めるための取り組みが必要である。

懇 親 会
・18:00より、同会場2Fのレストラントップにて懇親会が開催されました。千葉会長につきましては、懇親会からの参加となりました。会議では話しきれなかった地域活性化支援に関するトピックや今後のインタークラブのあり方について活発な交流がなされ、大変有意義な懇親会となりました。

Comments