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仙台インタークラブ 6月例会 報告② 秋田県院内(湯沢市)にて 地域活性化懇談会及び交流会

  • interclubsendai
  • 2017年7月29日
  • 読了時間: 4分

日 時:平成29年7月7日(金) 16:00~

場 所:鮎乃屋

 16時からは場所を移動し、鮎の養殖で有名な「鮎乃屋」に於いて、院内及び湯沢市の皆様と仙台インタークラブの、地域活性化懇談会が行われました。

 テーマを「~院内:街(湯沢市)の活性化は可能か!その方向性とは~」とし、NPO法人 おがちふるさと学校の高岡様の司会で進行していただきました。

 最初にNPO法人 おがちふるさと学校の會田理事長からご挨拶をいただき、開会いたしました。そしてこの後、會田理事長がどうしても聞かせたかったというお二人の講話があり、またさまざまな意見が交換されましたので、一連の要約を下記にまとめました。

1, 主催者挨拶 NPO法人 おがちふるさと学校 會田理事長

2, 講話

(1 )湯沢ジオパーク推進協議会 専門員 山崎由貴子氏

大分出身 福岡の大学で岩石の研究をしていたが、なかなか他の人達に面白さを伝えられずにいた。→ ジオパークを知る。→ 湯沢市の事を知り、専門員に。

ジオパーク活動についてご説明いただき、湯沢市の過去に、700万年以上前に海があった証拠が見られる地域や、500万年以上前に火山の噴火活動があった証拠の見える院内カルデラや石切り場、300万年前にかなり広い範囲でカルデラ湖が存在していた証拠が見られる地域などを紹介いただき、また、現在の湯沢市での地熱の活用事例を紹介されました。

湯沢市は東京のような大都市ではないが、自然と共存していく地元地域の価値を、まずは地元の皆様にご理解いただき、さらにそれを広めていきたいと考えているとの事でした。

( 2 )湯沢市地域おこし協力隊 中三川洸太氏

栃木出身 温泉好き

ジオパークで行うジオツアーとは、大地と自然と人を含む広い意味での持続可能社会の形成及びその歴史を学んでいくのですが、特に院内地方はジオパークのテーマを説明しやすく、見どころへのアクセスが比較的良く、あまり知られていない分人が多すぎない上に、歴史的に見ても特別感のある場所が多く存在している。

以前、協力隊就任前にジオパークのモニターツアーを企画した際には、院内は全10ツアーのうち、2番人気でした。

就任後に開催したツアーでは、アンケートで様々な意見が寄せられました。それらをもとに、仙台発のジオパークツアーを企画した際には、2回ともキャンセル待ちの大盛況でした。

湯沢市のジオパークでは、火山の他に冬の雪も見どころの一つです。石切り場でのカンジキ履き体験や、尋常小学校での『給食風!冬の恵みセット』という地元のお食事を楽しんでいただき、大好評でした。

この時の経験を元に、地元のお母さんたちから郷土料理を教えてもらい、それをお弁当として提供させていただいたり、新たな企画も増えてきています。

今後の予定としては『院内銀山祭り』に参加していただく企画を募集します。

3, 意見交換会

意見提出(活動報告)

院内銀山史跡保存顕彰会長 戸部尚武氏

顕彰会の会員、役員の高齢化と世代交代により、収入が減っているので、会員増強、協賛費のお願いなどの輪を広げていきたい。

院内地域づくり協議会長 杉 國臣氏

『院内ふるさと味わい便』を始めました。ご協力をお願い致します。

おがちふるさと学校理事長 會田一男氏

最近の周りの皆さんの話を聞いていると、結構みんな頑張って動いているなぁという印象ですが、やはり実際に人口が減少し、平均年齢が上昇している中で、先の見通しは決して明るくはないが、尋常小学校や旧院内小学校の校舎など、様々なものを活用していくならば今すぐ始めなければ手遅れになりかねない。

意見交換(敬称略)

畠山

地元出身者ではない若い2人が講話をしてくれて、私も石切り場には初めて行ったんですが、今更ながら院内は良いところだなぁと感動しました。是非お子さんや親戚が外に出られた方がいらっしゃるようなら、改めて見直す機会を増やしてみては?

金澤

実際に地元でもお店がどんどん減り、高齢者の生活が難しくなってきている。全国的に労働人口の減少傾向にある中、海外からの移住者も含め広く交流をしていく事が大切だと思う。

ノースアジア大学 経済学部経済学科 講師 鈴木秀顕(博士)

地域活性化では、若い人が増えているかどうかが基準。今の若い人たちは、場所がどこであれwi-fiがありさえすれば快適に感じる。今後の地域活性化に関しては、wi-fiもインフラの一つとして整備して欲しい。

高岡(司会)

先日、秋田大学の先生に言われたのが、院内は様々な場所への案内表示が無く、そういう形でのインフラ整備は必要だと思う。その他にも自然が豊かだというだけでは無く、ボルダリングやオフロードなど、積極的な自然の活用を考えて見てはどうかという事でした。そして最後に、今回のテーマに「活性化は可能か!」との文字がありましたが、「可能だ!」を結論にしたいと思います。

 ここでお時間となり懇談会(意見交換会)は終了となりましたが、この後18:30より同会場別室にて懇親会が行われました。


 
 
 

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