仙台インタークラブ 6月度例会報告
- interclubsendai
- 2016年6月25日
- 読了時間: 4分
仙台インタークラブ 6月度の例会が開催されました。
日 時 : 平成28年6月24日(金) 17:00~18:00
会 場 : 仙台市戦災復興記念館 4階 会議室
担当幹事 : 佐藤晃樹 藤原英幸
参加者 : 松本、柴田、藤原、大内、久米、佐藤、千葉、細川、亀山(会員一覧表順、敬称略)
今回の例会は、株式会社アクアクララ東北より佐藤明生様に講師としてお越しいただき、『水』の事や『ウォーターサーバー業界』の事についてお話しいただきました。また、佐藤様から実物のウォーターサーバーを持ち込んでいただき、実際にアクアクララのお水をいただきながら話をお聞きすることができました。
まずは自己紹介から入られたのですが、担当幹事の佐藤さんとのご縁、そしてこの6月例会のご案内のところでもご紹介しましたが、とてもアクティブな方で格闘技をされていたり、今は自転車にハマっていて、ツールド東北に参加された経緯などをお話しいただきました。
続いて、「水の飲み方・選び方」についてお話しされました。要約しますと、
(1) 今年の夏について
今年の夏は例年よりも暑くなると予想されています。ですので、熱中症の対策として、失われた水分と塩分を補給するのが一番です。
人は、「喉が渇いた」と感じるときは既に体重の2%の水分が失われていると言われていて、体重が60kgの人ならば1.2Lの水分が失われていることになります。
普段の生活で1日に排出する水分量は、成人で2.5L。1日の食事で摂取する水分量は一般的に0.8~1Lとされていますので、残りの1.5~1.7Lは飲料水などで別途補給する必要があります。特に夏場は汗をかきますのでそれ以上、2L程度を目安に水分を取るのが良いでしょう。
(2) お水を飲むタイミング
人間の体は、一度にたくさんの水分を取っても吸収できません。ですのでコップ1杯(180~200ml)を1日に数回に分けて飲むのが効果的です。仮に喉が乾いていなくても、定期的に一定の量を飲むのがポイントで、熱中症の予防に効果的です。
その他にも特に効果的なタイミングというものがあり、
① 朝一番
朝起きてすぐ飲む水は「奇跡の水」、「命の水」とも呼ばれ、寝ている間に失った水分を補い、濃度が高まった血液を循環させます。また、空腹時は吸収も良く、腸を刺激して排泄を促す効果があります。
② 発汗の前後
入浴や運動の前後なのですが、特に汗をかく前のタイミングで飲むことが重要です。喉が渇く前に水分を補給しておくことで脱水症状も防げます。
また、食事の際の水分摂取については、食べ始める30分くらい前に飲んだほうが良いです。食事の直前や食虫に飲むと、胃液を薄め、消化の妨げになります。
(3) お水の選び方
① 体に優しい「軟水」がお勧め
水には「軟水」と「硬水」がありますが、体にやさしい「軟水」がお勧めです。「軟水」は体への吸収も良いため、体の弱っている方やお年寄り、赤ちゃん、小さなお子様でも体に負担をかけずに摂取してもらうことができます。
また、運動をしているときや夏の暑いときには、素早く水分を摂取しなければなりませんので、この場合も水分補給に適しているのは「軟水」ということになります。
その他にもコーヒーや紅茶、料理で出汁を取る際などにも「軟水」が適していると言われています。
② 人の体は弱アルカリ性の状態が理想的
「酸性」「アルカリ性」を表す数値としてpHがありますが、人の体に合った「弱アルカリ性(pH7~8)」のお水が比較的飲みやすく感られ、さらに人が「美味しい水」と感じるのはpH6~7.5の間と言われています。
また、人間の体液の健康的なpH値はおおむねpH7.4です。これが酸性に傾いてくると細胞が活動しにくくなり、乳酸の分解が遅くなるなどの理由で、体が疲れやすくなってしまいます。裏を返せば、体が疲れている状態のときは酸性に傾いている状態かもしれませんので、酢の物や梅干しなどの「アルカリ性食品」を食事に取り入れることによって、体を健康的なpH値に近づけていきましょう。
(4) まとめ→水を飲むポイント
① コップ1杯(180~200ml)を1日数回に分けて飲むと効果的。
② 1日1.5~2Lを目安に強制的にのむ。
③ 喉が乾いていなくても飲む。発汗の前後に飲む。
④ 保水率が少ない高齢者の方は、よりこまめに飲むとよい。
⑤ 弱アルカリ性の軟水がお勧め。
ということでした。
その後はアクアクララとその業界についてお話しいただきました。

上の画像は佐藤様が資料として配布くださったものですが、我々の知らない会社がたくさんありました。上記の調査は顧客満足度の順位でしたが、実際のシェア率はアクアクララとクリクラで全体の40%ほどを占め、残りの60%の中に、200社もの会社がひしめき合っているとのことで、驚きでした。
ちなみに、聞きなれない言葉「RO水」についての説明は、下の画像をご覧ください。

同様に、「天然水で」はなく「RO水」がお勧めな理由については次の画像をご覧ください。

今回は、出だしの準備に手間取り、スタートが少々遅れたため、お話はこの辺で終了となりました。
佐藤様のほうではまだまだ話し足りないようで、「水素水の話もしたかった。」とおっしゃっておりましたが、この後、懇親会の場でたっぷりお聞きしました。
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